大口町のファンを増やしたい

おおぐち歴史愛好会

会長 大森 英男


「“歴史と自然が共存するまち、大口町”の魅力を多くの人に知ってもらいたい。」「大口町のファンを増やしたい。」という思いを持つ歴史好きな人達が集まり、歴史ガイド活動などを通して、大口町の住民が、地元に愛着や誇りを持つきっかけをつくることを目標に活動している。


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活動のきっかけは、姉妹都市松江市でのガイドボランティアとの出会い

 平成27年に堀尾吉晴公をご縁として、松江市と大口町が姉妹都市となった。
 訪れた松江城で、歴史ガイドをするボランティアに出会い、まちの歴史をみなさんに伝える活動を大口町でも広げたいと考えた。
 翌年、生涯学習講座「大口町出身の武将 堀尾吉晴公を知ろう」が開催され、集まった歴史好きのメンバーが「大口歴史ガイド」を結成。
 現在は「歴史愛好会」として、月1回の勉強会、町内外の方への史跡ガイド、毎年桜の時期に開催される「金助まつり」を中心に活動している。

「堀尾吉晴の一生」パンフレットは下記をクリック
>堀尾吉晴の一生 表紙
>堀尾吉晴の一生 堀尾吉晴ってこんな人
>堀尾吉晴の一生 堀尾吉晴のゆかりの地
>堀尾吉晴の一生 裏表紙


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「歴史と自然のまち、大口町」と胸を張って言えるように

 「大口町には何もない。とよく言われるが、掘り起こしてみると、地元に伝わる伝説、言い伝えは数多くあります。」と話す大森会長。
 歴史の話は、地域に残る昔話や、その土地の特徴や歴史を表す地名など、点と点がつながり、それが線となり、さらに面となって広がっていく。地元の歴史の面白さを児童、生徒や地域の方々に伝え、大口町に愛着や誇りを持ってもらえるように、そして「歴史と自然のまち大口町」と胸を張っていえるように、ガイドを通して郷土の魅力を伝える活動を続けている。


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時がながれても
次世代につなげなければいけないこと

 核家族化が進み、祖父や祖母から昔話や言い伝えを語り継ぐことが少なくなった。
 「たとえ世の中が発展していっても、言い伝えの中にある歴史がなくなってしまわないように、次世代に伝えてくことが必要です。」と、会長の大森さん。
 「裁断橋ものがたり」をご縁に、1965年から堀尾金助とその母ゆかりの地が校区内にある大口南小学校と、裁断橋の所在地が校区内にある姉妹校の名古屋市立白鳥小学校(熱田区)との交流会が毎年行われ、子どもたちに、その歴史にまつわる話を伝えている。

「裁断橋ものがたり」については下記をクリック
>大口町の伝承


「伝える」ために活動を続ける

 活動の幅を広げるために、月に1回の勉強会を継続している。
 会が発足して6年目になる今も、あらためて大口町を見渡すと、大切にしたい歴史や文化がたくさんあると感じるからだ。
 「何もない」ではなく、地元に伝わる伝説や古い言い伝えから町の歴史を掘り起こし、継承しながら魅力ある町として誇りをもって紹介していく。